案件動向から見る需要
これまでの社会人生活の中で得た技術と経験を持って独立する人の中には、ITエンジニアとして仕事をするという人も大勢います。IT業界は進歩が著しく変化も激しいとあって、常にエンジニアの需要は一定数存在して、多くの企業はフリーランス向けの案件サイトなどでエンジニアを募集して人材を確保している状況です。
フリーランス向け案件の動向
ITエンジニアを必要としている企業は全体的に増加傾向にあります。業績好調なベンチャー企業からIT系大手企業、また潤沢な資金を持ったスタートアップなどが手掛けるWebサイトの開発業務に携わることができるエンジニア向けの案件は、高報酬のものをすぐに見つけることができます。トレンドとしてはファッション、グルメ、美容、健康、医療などが多い傾向にありますが、求められるテーマは多岐にわたっています。スマートフォンが出回るようになってからというもの、アプリケーション開発ができるエンジニアの需要はかなり多くなりましたが、現在では一時期のような勢いは弱まっています。スマートフォンアプリの需要自体は決して少なくないのですが、この分野の進化があまりにも早すぎて、技術を持つエンジニアの数が追いついていない可能性も考えられます。
フリーランス向け案件の内訳
IT系フリーランス向けの案件数はかなりのものがありますが、その内訳を見てみると、そのほとんどがエンジニア向けの案件です。IT職には様々なジャンルがあり、デザイナーやプログラマー、システムエンジニアにサーバーエンジニアと各専門分野に特化した職業がありますが、それぞれの待遇には格差があることも事実です。中でも報酬が高めなのはやはりエンジニア系で、エージェントを通した案件でも月80万円を超えるような高額案件を見つけることができます。そのような案件は、あらかじめ決められた労働時間に対して報酬が支払われ、その時間を超過した分もきちんと支払われるという点で受託開発よりも安全で確実かもしれません。多くの案件は企業常駐型ですが、近年ではリモート案件も増加してきているのが大きな魅力で、在宅勤務が可能になることでスキルがあるにもかかわらず外で働くことができないなどの事情を持つ人も活躍できる場が増えることになります。
開発言語で見る案件の動向
エンジニア向けの案件は開発言語から探すことも可能ですが、多くの案件でJavaScriptの専門知識が求められている傾向にあります。その他にもPHPやPhalcon、Laravel、Rubyなどの案件も多く見られるようになっています。なるべく需要の多い言語に精通しておくようにすれば、多くの案件から条件の良いものを選ぶこともできるようになるでしょう。
new
-
資格取得で安泰ではない
事業を安定させるには、自身の会話力や情報発信力などを突き詰める必要があります。早い段階でライバルとの差別化を図る対策を練りましょう。
-
フリーランス生活を快適に続けるためのポイント
いつまでも快適にフリーランスの道を歩み続けるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
-
主婦でもできるネイリスト
女性に人気の資格「ネイリスト」について紹介します。ネイリストは自宅でも独立開業できる仕事です。
category
お問い合わせ
こちらも読まれていますよ!
食べていけない人の方が少ない社労士
ブラック企業という言葉を日常的に耳にすることも多くなりました。過重労働や給与、残業代の未払いなど、労働問題を扱うニュースに接することも多い中、社会全体の関心がこれらの問題に向けられていることを強く感じる人も多いのではないでしょうか。現代はインターネットが発達しているので、様々な情報を知りたい時にすぐ手に入れることができます。そのため、労働問題について調べる人が多くなり、社労士という職業についての関心や期待も同時に大きくなってきています。
エージェントを使わない理由は1つもない
フリーランスのエンジニアとして生活の基盤を整えるには、安定的に仕事を得なければなりません。そこでぜひ活用したいのが、IT業界に特化したエージェントです。スキルに適した案件を提案してもらえるので安心して参画できるうえ、個人のつてやクラウドソーシングサービスよりも高単価なケースが多くあります。また、エージェントによっては福利厚生サービスを適用したり、税務関連のサポートを行ったりしているところもあるようです。実際、エージェントに依頼している企業は非常に多いため、エンジニア側も継続して案件を得ることができるでしょう。
案件動向から見る需要
IT業界の求人数は多く、まだまだ人材が足りていない状況が続いていますが、中でもエンジニアの案件数はIT系求人の約7割を占めている状況です。エンジニア案件の内訳を見てみると、以前は多かったスマートフォン向けアプリ開発から、Webサイト開発へと需要がシフトしてきていることがわかります。それに伴って、必要とされるプログラミング言語などのトレンドにも変化が見られます。また、企業常駐だけでなくリモート型の働き方も増えています。